80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

クサガメよサラバ

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春に畑で見つけてそのまま育てて来たクサガメの子を、本格的に寒くなる前に表の川に逃してやった。カメを冬の間も水槽で飼い、冬眠させることなく越冬することも今まで何度かして来たが、そのためには水温を常に36℃程度に保つ必要がありなかなか手間がかかることや、水温調整ヒーターが故障したりして亀が死んでしまう事故も起きるなど、それなら自然のままに任せようということになり、いつも可愛がっていた三女が納得するのを待って逃してやることにしたというわけだ。

最近は気温がグッと下がって来たものの、今日は日差しもたっぷりで暑いくらいだったのでカメを逃してやるにはいいタイミングだったと思う。今季は気温が高めの日が続いていたこともあって川べりの水草などもしっかり茂っており、身を隠したり冬眠したりするには良い環境が残っていると思う。あとは子ガメの生き抜く力に任せるほかない。今回逃した子ガメは今まで飼って来た子ガメたちよりどうも成長速度が遅いようなので、その点だけが心配でもある。なんとか無事冬を超えてくれることを願うばかりだ。