80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

愚者

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今日、仕事中に信号待ちをしていたところ、前に止まっていたホンダ・フィット・ハイブリッドの運転手がおもむろに何かを外に捨てるではないか。見るとタバコの空き箱をクシャッとして捨てたもので、それだけかと思ったら新しいタバコの箱のフィルムをためらいもなく外に捨て、青信号と共に去って行った。今どきまだこんなバカ者がいるのかと、怒りと呆れを感じたが、そんな人間がハイブリッド車に乗っていることの意味を考えさせられたよ。環境のことを考えて割高なハイブリッド選択したのであれば、ゴミを外に放り投げるような愚かなことはしないだろう、ではなぜハイブリッドを選んだのか。おそらく単にガソリン代を節約したいだけなのだろう。環境対策車に乗っている人全てが環境保護を重視しているかといえばそうではないはずだ。プリウスのマフラーを改造し、爆音を出している本末転倒車が存在するくらいだから環境重視というよりはランニングコストを最重視しているといった方がいいだろう。

今日の出来事は、人間の愚かしさをまざまざと見せつけられた気がして非常に不愉快だった。ポイ捨てを正当化できる理由なぞあるわけがなく、車内にゴミを置きたくないから外に捨てるという考え方を持つ者は、即この世から消えてもらいたいね。