80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

草薙の・・

patiroma2006-12-04

久しぶりに草刈機をブンブン振り回して大暴れしてやった。
相手は自分の背丈よりも高い、枯れたセイタカアワダチソウ群。
よくぞこれだけ茂ったもんだと呆れるくらいに繁殖している。刈らねばならぬ面積がこれまた気の遠くなるほど広いのでやりがいがある?が、自分の腰がついていけんだろな。草とはいえ背丈をも越える高さとなるともはや『刈る』ではなく『薙ぐ』という感じがする。
エンジンの回転を高めにし、腰を入れてサッと薙ぎ払う。チュチュンと小気味よい音とともにアワダチソウがザッと倒れる。始めは楽しいと感じたがすぐにうんざりしてきた。薙ぎ払ったアワダチソウの綿毛付きの種子を頭からまともにかぶり、身体をよく見ると寒波でも生き残っていたアブラムシやらなんやらの小昆虫がぎょうさんへばりついとるではないか!草を薙ぎ払って開けたところにはセキレイが降り立ち、近所の飼い猫だろうか?冬毛でふっくらとしたブチ猫が『おいらの縄張りに何してる』と言わんばかりにひょこひょこと歩いてゆく。なんか草薙ぐのアホらしくなってやめた。いったい何してんのおれたちって?