80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

持つことと、失うこと

物を持つことで我が身を縛られる、そんなことを感じる一日だった。我が家の離れの西側はトタン張りで、そのいちばん下の裾に錆が発生しているのを気づいたのが、もう一年以上も前のこと。中古で購入した家なので、大掛かりなリフォームが為されたと言っても…

妻の怒り

多くの人は知らないことだろうが、日本に住んでいる外国籍の人のほとんどは住民基本台帳に記載されておらず、よって住民票にもその名が載ることは無い。つまり、僕が世帯主として住民票を取ってもそこには妻の名は記載されておらず、僕と子供達の名があるだ…

夕食時の会話

夕食の席で妻が長女に『今日楽しかったことはなんだった?』と質問した。すると長女は『モンキーバー!(雲梯のことだが英語で言うmonkey barsの方がイメージと直結して分かり易い)』と答え、『Daddy、きょう、わたしぜんぶできたよ!』とご機嫌だ。最近長…

冷静な判断?

先の草なぎ君に関するNHKを筆頭にした各局の報道ぶりには、あまりのアホらしさに笑うしかなかったが、今回の豚インフルについてもその報道としての質の低さを露呈し、もはや救いようが無い。そもそも報道である以上それなりの取材が為されてなければならぬは…

草薙の報い

一日中降り続いた大雨も夜中には上がり、今朝はすっきりと晴れ雨戸を開けるとそのあまりの眩しさに視界が真っ白になる。しかし穏やかな晴れではなさそうで、庭の木々を見ても外の風の強さがよく分かる。 朝食をさっさと済ませ子供達と外に出ると、空気はひん…

こんな雨の日は・・

いまは激しかった雨も止んでいるようだ。それにしてもよく降ったね。おかげで買物に行っても全身ずぶ濡れだ。 雨の中、庭に出て野菜や木々の様子を見て回ると、どれも瑞々しい新緑を放ち実にうれしそうに見える。新芽や若葉は大粒の水滴で包まれ、重たそうに…

『ちびっ子』を見に動物園へ

長女の通う幼稚園の遠足は東山動物園ということで、妻は長女と一緒に幼稚園の仕立てたバスに乗っていざ目的地へ。そして僕と次女は現地で落ち合うべく別動部隊としてほぼ同時刻にプレマシーで出発する。もちろん一緒にバスに乗って行くことも可能だったが、…

薩った峠

日差しいっぱいの東海道をひたすら東へ走り、清水市の現場を目指す。高速脇の山々は新緑に映え、所々に白いものも見える。おそらくはヤマボウシの花だろう。我が庭のヤマボウシはそんな素振りも見せていないから、よほどこの辺りはウチと比べ暖かいらしい。…

天敵出現!

帰宅直後のこと、トイレに入り何気なく床を見ると何やら黒いものがある。このとき外はまだ明るさがわずかに残っており、電気を付けずに入っていたので『そのモノ』が何であるかすぐには分からなかった。子供達が庭からいろんなものを拾って来ては家のあちこ…

unicefへの疑問

unicefから『ユニセフ・カードとギフト春夏号2009』と題されたダイレクトメールが送られて来た。だいたいこんなタイミングで年に数回案内が送られて来るが、その度にユニセフに対する疑問が湧いて来る。そもそもこんなダイレクトメールをよこせと言った…

水と油

今朝、いつものようにJackieを連れて堤防を歩いていると、『なんか違うな・・』という違和感を感じ、ふといつも見ている川面に目を移すと心なしか白濁しているように見える。さらによく見ると川漁師が魚を捕る仕掛けを沈めた場所に、目印として立ててある竹…

手間

週末にすっきりと晴れた日が続くと、いろいろな仕事がはかどって実に都合が良い。日差しは強く日中は半袖で十分なほど暖かいが、湿気はなくさらりとした陽気。一年中こんな天気だったらな・・と、思うのも道理。でも実際そうなったら狂気じみた暑さの夏や、…

家庭菜園の広がり

先週取り付けたETC車載器の正常動作を確認するため、次女を乗せてドキドキしながらゲートに突入すると、まあ当然かもしれないがちゃんとバーが上がってくれました。車載器のLEDランプで動作状況が確認できるのでバーが上がると分かっていても、やはり自分で…

焼き魚の香り漂う春の夕暮れ

引き続きCADを駆使して編集を重ね、煮詰まった所で印刷をかけるも所々にミスが見つかり修正して印刷、そしてまたミスの発見の繰り返し。これじゃーちっとも前に進まず困ったもの、それでも辛抱強く何度も繰り返すとそれなりのものができて来た。あとはコイツ…

CADCADな日

いま抱えている物件の納期も迫り、朝から晩までぶっ通しでCADを駆使する作業が続く。ために一日中座りっ放しの時間が長く、朝出社して帰宅するまでの間に立っている時間は合計しても15分にも満たないんじゃないだろうか?動くといっても椅子の上で『あーっ…

蒼天に想ふ

昨日の大雨で空気中に漂っていた一切合切のものが洗い流され、実に清々しく気持ちが良い朝だ。雲間から差し込む朝日に照らされた山の端は、アンシャープマスクをかけたかのようにはっきりと見え、手が届きそうなくらいすぐ近くに見える。雨ばかりだと気が滅…

慈雨

久しぶりの雨で『こりゃー、ありがたい』と思っていたら、ものすごい降り様だったね。昨今の天気はどうも二極化しつつあるように感じるがどうだろう? とまれ、乾ききった大地には恵みの雨だったのは間違いない。春のこの時期すべての植物は盛んに活動を始め…

混迷

約ひと月間の滞在を終え、友人が渦中のバンコクより帰国した。 このタイミングでの帰国はある意味うまいこと混乱を避けることができたとも言えるが、友人によると赤い服で統一されたデモ隊の様子を見届けたかったという思いもあったようだ。いずれにせよ奥方…

葉桜のころ

ここのところの初夏を思わせる陽気で一気に桜の花も散り始め、今日が花見の最後のチャンスとばかり近所の桜並木まで足を伸ばす。毎年花見に出かける所は堤防の桜並木を望める神社の境内と決まっていて、そこのソメイヨシノの下にシートを広げ、たまたま遊び…

続ETC取り付け作戦

先週タイムアウトとなり、中途半端で終わっていたETC車載器の取り付け作業を続行する。それにしても何という陽気だろう、おかげで車内温度が高く半袖Tシャツでも大汗をかいての作業。まずは先週配線したものの無反応だった原因を再び考え、もう一度しつこく…

いざ、木を植えん

25℃を越える連日の陽気のおかげで野菜の苗や木々の成長もグンと勢いづき、頼もしい限り。一方で雑草の成長もとてつもなく早く、GW頃にはさっそく草刈り機を動員せねばならなくなるだろう。 昨年の夏から秋にかけて各地の現場で採集して来た木々の苗は、僕…

長女の不満

今日4月9日は子宮の日。そして僕ら夫婦の結婚記念日でもあるがそんなことは置いといて、今日から新年度の幼稚園が始まり、早いもので長女も年中さんになりました。 進級とともにクラス替えも行なわれ、どのクラスになるのかは春休み前から分かっていたもの…

痕跡

いつものように子供達を風呂に入れていると、長女が僕の背中を指して『Daddy,scratchした?』と聞く。引っ掻いた憶えが無いので『してないよ』と答えると、『でも痕ついとるよ』と言う。そのまま気にせず湯船で大暴れして、のぼせ気味で風呂を出ると、今度は…

水面を騒がすものたち

毎朝我が家の前を流れる川の様子を見るのが日課となっている。冬の零下に冷え込むような朝は川面より盛んに水蒸気が立ち上り、朝日を背景に見るその様は何とも幻想的で、僕の好きな風景の一つでもある。 川面を眺めながらJackieを連れて歩いていると、小雨の…

春一景

寒気が去り暖かな春の日差しに包まれた朝、通勤する道すがら光るようなピカピカの服を着て、母親に手を引かれ入学式へ向かう新小学一年生の姿が多く見かけられた。僕の幼き頃のかすかな記憶には、同じく母親に手を引かれ小学校の体育館へ向かう時のものがあ…

清明はロケット日和

北朝鮮のロケットが我が邦の遥か上空を横切ったとき、僕はプレマシーにETC車載器を取り付けるべく、テスター片手にあちこちのハーネスを調べ、どうやって配線しようか?と頭を悩ましていた。今日はお天気も良く、いずれ打ち上げるだろうと思っていたので驚き…

gap

いつものように次女と一緒に買物に出ると、揖斐川の堤防沿いにたくさんの人が歩いている。みなが作業服を着て袋を持って歩いてはいるが、つくし穫りではないようだ。道路沿いに何本か立ててある旗を見ると『クリーンアップ・・』と見えるので皆に呼びかけて…

展望

歓送迎会の季節、各所では新入社員らしい姿が多く見られ、こぞって居酒屋などに吸い込まれてゆく。その例に漏れず我が支店でも歓送迎会が行われ、30名近い人が参加し実に賑やかだった。一時は大変暗い雰囲気に陥っていた支店の様子も、昨年度をなんとか乗…

変遷

妻がガーデニングブログを始め、それにはまっているようだ。きっかけは単純なことで、どんな野菜や花のタネをいつ播いたのか?を記録として残しておきたかったためだ。人の記憶なんてあてにならぬもので、何かに記録として残しておかねば到底思い出せず、昨…

新年度に思う

4月1日、新年度の始まりだ。 各所で入社式が行われ、辞令交付などといったまったく理解できぬ一種のセレモニーを経て、それぞれの持ち場へと散ってゆく。この時期には会社組織の刷新も行なわれ、決まって新体制へ移行するだのという話も出て来るが、そんな…