80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

少子化対策

少子化対策についての新大臣の意見を聞いてみれば、なるほどそれらしきことは言っているがいつものこと、問題の核心から逸れたところで話をしているような気がしてならない。統計によれば出産を契機に70%もの女性が理由は様々だろうが仕事を続けるのを断…

テロとの闘い

テロ対策特別措置法を延長することが『テロとの闘い』から逃げないことなのか?ほんとにそう思っとんのかメルケルさんよ?だが、晋三くんは本気でそう思っているらしい。せっせせっせと他国の軍艦などに燃料を補給することが『テロとの闘い』であり、ひいて…

愚かしく、悲しき繰り返し

また妊婦が行政及び病院側のまずい対応の犠牲となり流産してしまった。救急要請をしてから病院で診察を受けるまで3時間以上もかかっては何の為の救急なのか?それだったら自分で急患に駆け込んだ方がよっぽど早いじゃないか。前回妊婦が診療を断られ続け死…

余裕

狭いアパート(と言っても3DKあったが・・)から一戸建てに引っ越し空間的余裕ができたせいか、妻ともども些細なことでイラつくようなことが大分減ったように思う。今は子供の遊ぶ部屋と食事をする部屋を分けることができ、以前のようにおもちゃでめちゃめ…

美しいやら、新しいやら

晋三君は相も変わらず『美しい』だの『新しい』だのと抽象的な言葉を繰り返しているな。改造内閣と言ったところで真の国民のための内閣なんぞとは程遠いものだ。社民党の福島女史は『安倍PTA内閣』などとこれまた訳の分からんことを言っていたが、とどのつま…

視点

少しでも手を抜くと庭の雑草は『これぞチャンス!』と言わんばかりに繁茂し、空いたスペースを侵略してゆく。日中これだけ暑く雨も降らなければそのうち枯れてしまうだろうと思いきや、さすがに鍛え方が人間様とは違いお湿り程度の雨でも爆発的に成長し、日…

再開

朋友が欧州へ向け旅立った。20年ぶりのことだと言う。先日会っていろいろ話していた時も当時のことで盛り上がり大いに楽しむことができたが、驚くべきはその記憶の新鮮さだ。話を聞いているとその情景がまるで映し出されるように想像でき、とても20年前…

妻子帰国

猛暑の日本から離れ、アメリカのシアトルにて避暑の快適な日々を送っていた妻子が無事帰国した。そして当然のごとく発した第一声が『暑い〜』である。そりゃー平均気温20〜25℃という羨むばかりの環境にいた者にとってはこの暑さは殺人的だろう。お土産に…

過去そして未来

未来を旅するのか?それとも過去を旅するのか?現在進行形であるはずの旅は時間軸をゆがめ、未来へと飛び、いつか通った過去へと自分を引き戻す。『デジャ‐ビュ』そうだ知っていたのだ。僕は以前確かにここを旅したことがあるのだ。今歩いているこの街を何年…

虚像

やれやれ、また始まった。バットで祖父を殴り首を絞めて殺した16歳の少年の行動は異常で残忍なものだが、だからと言って彼が何か特別な存在であったかと言うとそうではない。日本全国どこにでもいる普通の高校生なのだ。しかし、世間は彼が普通であること…

夕立ち恋し

今日は来るかと思ったが、結局またフラレてしまった。ここ3日ばかりは遠くに稲光は見えるものの雲はこちらに流れて来ず、昼間の厳しい日差しで熱せられたモノはそのままの熱さを保ったまま次の朝を迎える。朝起きて室内温度が30℃を越えている日はこれで何…

九死に一生できるか?

那覇空港での中華航空機の爆発炎上事故は160名程の乗員乗客がいたのに死者も出ることなく本当に奇跡的だったと言える。エンジンの火災が飛行中、もしくは離着陸中に起きていたならば大惨事となっていたことだろう。今回の事故は偶発的に起きた機械トラブ…

蜂をば退治せん

離れに風を通すため雨戸を開けていると数匹のアシナガバチが頭上を横切って行った。イヤな予感がしてよ〜く軒を見てみると瓦と雨樋の隙間に巣が掛けられている。ハチの数は見た目には少ないが巣の全体を確認できないので油断は禁物だ。そこで取りあえずゴキ…

大和

最近は何かと言うと人の欠点ばかりをあげつらい誹謗し貶め、揚げ足を取るような輩ばかりが目について、すこぶる不愉快で心面白からずこの暑さがもたらす体力的な面と別な領域で僕の身体の力を奪ってゆく。 『どうもパッとしないな・・』 おのおのが和をもっ…

反逆

連日の猛暑の中、朝から仮設ハウスのエアコンを最強にしてひたすら作業を進めてゆく。ハウスの中に居る限り温度も湿度も適度とは言えないまでも凌ぎ易いレベルで保たれているので、さぞ作業もはかどるように思うが密室恐怖症の自分にとっては、それはそれで…

蒸発

おいおい、ほんと死んじまうぞ、とうとう猛暑の記録更新だ。なんと74年ぶりということだが40.8℃から40.9℃までわずか0.1℃の記録を破るのに74年もかかったということか。それほどこんな猛暑は珍しいということでもあるな。74年前と言えば昭和8年、…

異邦にて

あれは今と同じような蒸し暑い夏のことだった。僕はマレーシアから船でインドネシア・スマトラ島に渡り北部を旅していた。他の旅行者から離島が面白いと聞き、半日程船に揺られて島に着くともう日も傾き薄暗くなっていた。食事をせねばと小さな町をうろつい…

精霊蝗

昼間はあまりの暑さのため『ぐでーっ』としてほとんど動かぬ猫が、日が落ち少しは凌ぎ易くなると自分で引き戸を開けて外へ出てゆく。しばらくするといつの間にか戻って来ているのだが、今日はちょっと様子が違う。何かしきりに跳ね回っているのだ。よく見る…

ヒグラシの鳴く頃

どこへ行っても仰山の車と人であふれかえり、おまけにこの暑さだ。なのでどこへも外出せず高校野球などをだらだらと観てはいたが、それにもいい加減飽きて来た。ならばと涼しいところを求め実家から比較的近くにある滝へ昨日と同様甥や姪、弟夫婦を連れ立っ…

夏の夜の華

先ほどまで甥や姪、弟夫婦を連れ立って実家近くの河川敷まで行き盛大に花火をして来たのだが、どうも昨今の花火の質が極端に悪くなっているような気がしてならない。手に持ってやる花火は以前と変わらないと思うが打ち上げ花火や、下に置いて吹き出すタイプ…

money game

最近は株価の乱高下のことが紙面を賑わしているようだ。なぜアメリカの低所得者向けの住宅ローンの焦げ付き問題が全世界的な株安を生み、世界経済の根幹を揺るがす事態になっているのか?その因果関係がさっぱり分からなかったが、ここに来て何となく要領を得…

蒼き空

うだるような暑さの中、肌を強烈な日差しにジリジリと焼かれながらひたすら仕事を続行する。こんな日こそエアコンの良く効いた涼やかな部屋で内業をすべきなのかも知れないが、こんな日だからこそあえて焼かれようと日中の一番暑い時間帯を外で過ごす。不思…

立場と認識

長崎の街に62回目の鐘が鳴り響いた。日本においては原子爆弾や核の使用は絶対悪として定義されており、自分もそれに同感であるし非核三原則の法制化も『被爆国として為さねばならぬ国是』と言う長崎市の平和宣言の通り必要な課題だと思う。だがその一方で…

慢心の夏

暑さのせいで気が緩むせいか、はたまた脳みそが液状化してしまったためか分からぬが、どうも夏になると何かにつけて調子に乗ったりいっちょまえの口をきいたりして奢りたかぶり慢心し、自分で制御不能に陥ってしまう傾向にある。自分の思惑で物事は動くと確…

walking

シアトルに滞在中の妻より動画が送られて来た。下の子が数メートル歩けるようになった様子が録画されており、なんとも微笑ましい。日本にいた時は3歩程が限界で右足をうまく前に出すことができなかったが、それをクリアすると飛躍的に上達したという。今で…

広島の日

今日は62回目の広島の日。新聞もとっておらず、テレビも見ず、ラジオも聞かない自分にとってはよほど注意していないと思わず忘れてしまう何気ない一日。同じその一日を62年間ずっと耐えて来た人々にとっては言葉に表しようがない程つらく、重く、大切な…

あてど無く

あてもなく車を操り、何かに流されるように景色から景色へと繋いでゆく。いつもならば大体の行く先は決めて出てゆくが今回はそのアイデアが浮かばなかった。ただ『山へ行こう・・』そう思っただけだった。一人旅もずいぶんしたがやはり連れがいる方が楽しさ…

庭にありて

仕事しとるよりくたびれた!今日は日中、土を掘り木を植え草を引きと大忙しで、やっとこさ一段落したのが18時頃。14時に作業を始めたから都合4時間もぶっ続けで庭を這いずり回っていたことになる。曇り空だったとはいえ蒸し暑さは格別ですぐに汗で全身…

木をや植えん

おそらくは鳥などの糞からの実生のものだろう。現場内にはさまざまな植物に混じって小さな木もちらほらと生えている。その木を採取して自宅の何も生えていない庭に植えようと根を掘りにかかったのだが、これがガレ場に生えているためがっちりと根が張り容易…

我ここにあらず

いまだに諦めきれない行方不明になった猫を探すためと、転送手続きをしたのになぜか漏れて前の住所に送られる郵便物の回収のため毎晩以前のアパートに出かけていたが、つい先日訪ねた時は既に別の人が入居したようでオレンジ色の淡い光をカーテン越しに見な…