80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

効果

態度の悪いローン担当者のことだが、僕が不動産業者を通してクレームをつけたため担当をはずされることになり、変わってその支店の所長さんが受け持つことになった。その所長さんが実によく気がつく人でこちらの質問にも丁寧に答えてくれ、こちらにプレッシ…

点景

またまた風呂での出来事だが、娘と一緒に湯船に入っていて風呂から上がる前に湯船の栓を抜き、お湯と一緒に排水口に吸い込まれる真似を悪ふざけでやって見ると、娘が『ダディー!』と叫びながら必死になって僕を助けようと手を差し伸ばしてくれた。始めはお…

たわけたこと

住民票を取る機会は多いと思うが、外国籍だと税金を納めていても原則的に住民票に名前が記載されないという事を知っている人は少ないと思う。戸籍謄本を取ればそこにはかろうじて僕の妻であると記載されているが、書面上の事では何かと外国人は差別されてい…

なっちゃいない

つまらぬ事で腹を立て、妻とケンカをしてしまった。お互いに言い分はあるのだが今回はどう見ても自分が悪かった。仕事上のことでイライラが溜まり、知らぬうちに懐が狭くなっていたようだ。普段ならそんな事で怒らなかったはずだし、第一怒るような事ではな…

銀行人

住宅ローンの関係である銀行の担当者と接触する機会が多くなっているのだが、どうもその人は苦手だな。キャリアウーマン風の見るからに良く仕事のできそうな人なのだが、話していても何かひっかかるというか、う〜んどう言ったら良いのか冷たい印象を受ける…

いよいよ

最重要課題であった家のことだが、一度停滞していた話にめどが付きいよいよ動き始めることとなった。銀行の仮審査は通っているので後は家の業者と契約書をかわし、それを持って再び銀行の本審査を通せば売買契約としては成立する。それはあくまでも第一段階…

まわりもの

懇意にしている自動車屋から電話がありお金を取りに来いという。払えというならまだしもお金を取りに来いとは奇妙な話なので何のことか?と聞いてみると、3月にロードスターで事故にあった際の修理費用と代車代が相手の保険屋から支払われたそうで、その中…

Bath time

いつものように上の子を先に湯船に入れ身体を洗っていると、突然『No!No!No!』と騒ぎ始めるではないか。『どうしたの?』と聞くと、湯船から出たいと言う。そう言いながら股間のあたりを気にしているので『オシッコしたの?』と顔を覗き込むと、『してないよ…

マニュアル

物事を進めてゆく時、マニュアルが必要になることは多々あるが、反対にそのマニュアルにガチガチに縛られて本来の目的である作業を円滑かつ効率的に行うことを阻害する結果に陥ってしまうこともよくあることだ。良い結果を出す為のマニュアルのはずが単なる…

何のために?

今日はとうとう子供達と顔を合わせること無く一日が終わってしまった。仕事のつまらぬ打ち合わせが長引き帰宅したのは22時過ぎ、当然子供達は眠ってしまっていたのだ。同じ家に暮らしているのに子供達に会えぬとはなんとつまらぬ一日だろうか。それが当た…

平和ぼけ

コウノトリの国内繁殖成功のニュースを見ながら妻が『なんて日本は平和な国だろう、コウノトリのことでこんなに時間を割くなんて!』と、あきれはてていたが、確かに今の現状を見てみれば北朝鮮云々とは言うものの他国から攻撃されるわけでもなく、また攻め…

輝ける闇

開高健の『輝ける闇』を熱中して読んだのは十何年も前のことだ。内容はぼんやりとしか憶えていないが『輝ける闇』というタイトルだけは不思議と脳裏に焼き付いていて、何の脈絡も無くよみがえり、そして消えてゆく。『闇』が『輝く」という逆説的な言葉は当…

様々な死

若きSATの死は不運としか言いようがないが、上司達は彼を殉職に追いやった無策無能を恥じ、責任を取らねばならない。人質事件に対してはアメリカのような即強硬突入射殺式も荒っぽくて受け入れがたいが、今回のように撃たれた者を5時間も放置し、なおかつ死…

また一人・・

とうとう同僚の一人が臨界点を迎え、この現場を去ることとなった。実際去るかどうかはまだ確定ではないようだが、今回のことで会社に対する不信感ばかりが増幅しており、それをこらえて仕事を続けることはできないと思う。彼が現場を去ることを決めた気持ち…

何故に命を奪わねばならぬのか?

またもや幼子がその命を断ち切られ、見えていたはずの未来は暗き狭きバイクのヘルメット入れの中でついえてしまった。さぞや苦しかったことだろう、怒りを通り越し深い悲しみしか感じられない。命とはそんなに軽いものなのか?そんなに粗末なものなのか?子…

恵み

自称雨男の自分がこれほどまでに雨の恵みを感じた事は未だかつてなかったことだ。だが、悲しいかなこれも仕事がらみの事でただ単に日々の作業がたまりにたまり処理できなくなったから中休みが欲しいというだけなのだ。今のペースだと毎週最低一日は雨に降っ…

気がつけば・・

ふと気がつくと、もう寝る時間になっている。数時間後には起きてついさっきまで居た感じのする現場へ行かねばならない。こんな調子だと働く為にだけ生きているような、そんなつまらぬ毎日になってしまう。下の子は家を出る時はまだ眠っている。そして家に帰…

近所のあれこれ

子供がいるとその子をきっかけとして知り合いやら友人ができ、自然と輪が広がってゆく。そんな具合にこのアパート周辺でも輪ができ、夕ご飯前の時間には10人を越える人が集まる時もある。そういう場で何をしゃべっているのかは知らんが、どこでそんなこと…

考える時間

平日は仕事に追われ、週末は子供の面倒や買い物、中古住宅に関する諸々のことで振り回され息つく暇もない。ただボーっとしていたいだけだがもちろんそんなことは許されず、やらねばならぬことが次から次へと増えていく。自分が望む望まないに関わらず周りの…

住宅ローンのあれこれ

住宅ローンで一体いくらまで借りれるのか?その額は簡単な計算式で割り出せるが、じゃあそのお金をどんな方法で返済していくかについては非常に複雑な仕組みが待っている。ようは金利の問題で変動金利を取るか、固定金利を取るかでまったく違ってくるし、固…

愛嬌

思わず笑ってしまった。家に帰ると妻がガス給湯器の調子がおかしいと言う。お湯がまったく出ないらしい。それでは風呂どころかシャワーも浴びれないので困ってしまう。そこで電源を切ったり、ブレーカーを確認したりしたが原因が分からない。給湯器自体付け…

風雨去りて新緑映ゆ

低気圧の通過に伴う雨と風で大荒れの一日だったが、おかげで現場作業も中止となり一息つくことができた。初夏の嵐に感謝したい。夕方、雨が上がり日が射してきた時の山々の美しさはすばらしいものだった。空気は澄みわたりまるで山が動いたかのように近くに…

罵倒

他人の失敗のおかげで自分が嫌な思いをすることは多々あることだ。しかし、その些細な失敗を大げさに取り上げ本人を罵倒することにいかばかりの益があるというのか?しかも今回の出来事は失敗と言えるものではなく、いまひとつ考慮が足りなかったという程度…

蘇生

最近の激しき現場作業に加え、諸々の内業も相まって帰宅するのは20時を過ぎることが多くなった。一刻も早く帰りたいばかりの自分にとっては遅すぎる時間だし、一日中子供2人の面倒を見ている妻に対しても申し訳ない気持ちでいっぱいだ。更には子供達とも…

リズム

今の日本では時の価値は低いようだ。それなのに皆がこぞって時間に追われ、一分一秒を争っている。どうも矛盾していないか?そう、確かに矛盾している。忙しく動き回り僅かな時間を惜しむのは一体何のためか?スローライフ、スローフードなどという気取った…

一つの選択

何か重要な事柄を決めるときでも僕ら夫婦はあらたまって話し合ったことなどない。大抵の場合週末の買い物の途中などでどちらからともなく話しが出て、『じゃあそうするか』という具合で成り行き任せにしてきたことが多い。考えてみればそんな調子で10年近…

予防接種的うっかり

7日の月曜は下の子が三種混合予防接種の第一回目を受けることになっているのだが、その問診票を書き込みながらふと、上の子は予防接種をすべて済ませたはずだったが・・と気になってきた。すぐに調べてみると予防接種用の冊子にはまだ一枚黄色い紙が残って…

ひとりとふたり

子供が一人だけだとこんなにも楽だったのか!と感じるほどの違いだ。今晩上の子は姪達と一緒に実家に泊まっており、そのおかげで久しぶりに、本当に久しぶりにゆったりと過ごすことができた。おもしろいのはまだ上の子が一人だけだった時は毎日がてんてこ舞…

日本的良心

毎年GWの連休には陶器祭りに行くことになっている。3,4,5日の三日間開催されており、初日に行けば仰山の人出でゆっくりと品定めをすることができないが掘り出し物を手に入れるチャンスが高く、逆に最終日だともともと格安で販売されているものを売り切っ…

一緒に働いている同僚は一人で仕事を2つも3つも抱えて四苦八苦している。携帯にもひっきりなしに呼び出しがあり、何やら『すんません、すんません』と繰り返している。見ている方も気の毒になる程だ。本来快闊な人であろうに日々の溜まりに溜まった疲れか…