80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとり

アメリカより娘たちの写真が送られて来た。毎回恒例のことでスタジオへ行き撮影したものだが、そこにはおかしな撮影セットの中でおとなしそうな、お澄まし顔をして写っている娘たちがいた。微笑みながら写真を見ていると、ふと不思議な感覚に捕われてくる『…

檸檬

結婚してからは夜の街を徘徊する機会なぞ全くなくなり、子供が生まれてからは夜に外出することさえ無くなってしまった。もともと夜の街をあてどなくさまようのが好きで、学生の頃は駅までの道のりを毎日違う道を通るようにして楽しんでいた。時間を忘れさま…

母とは?

最高裁の判断は予想した通り向井亜紀を母親と認めなかった。代理母出産そのものについては僕も違和感を感じる所がある。だが、倫理的な面やプロセスの問題を別にすれば、赤ちゃんが生まれその子を我が子と言って愛情をもって育てる者がいる。ならばその者を…

狭間

2週間ぶりにロードスターが帰って来た。バンパーは新品に交換されピッカピカ。僕がオカマをほって傷ついていた所もきれいさっぱりなくなりました。ダンプの後輪と接触した左前側面のフェンダーはちょっとした歪みは残ると思っていたが、歪みどころかキズの…

人と人

人はいがみ合い、けなし合い、貶め合い、そして殺し合いもする。一方で人は慰め合い、励まし合い、助け合い、そして愛し合う。 僕は人が好きだ。時には裏切られ、理不尽な扱いを受けたりもする。だが時には落ち込んだ僕の話を聞いてくれ、なんとかなるさと声…

勘違い

昨日のカメラについては何の問題もなくすんなり返品できた。それにしてもあんな欠陥カメラをニコンブランドで売り出しているとは理解しがたい。動画撮影機能を使わなければきれいな写真も撮れるし、文句はないという人もいるだろうが問題はそこじゃない。そ…

残念ながら

雨上がりの湿気を帯びた新鮮な空気の中をいざ電気屋へ。交渉はすんなり終わりかなりお安くデジカメを購入することができた。それでええの?というくらいまけてくれたのだ。そのまま夜まで置いといて、にやにやしながらバッテリーなどを用意し、そりゃON!と…

逡巡

車の事故もなんとか自己負担無しに片付きそうなので、調子に乗ってコンパクトデジカメをもう一台買おうとさっそく近所のキタムラ、ヤマダ、K'sに行き実機をあれこれといじくってみた。それにしてもなんとまあカメラの種類の多いことか!各メーカーがそれぞれ…

頂き物

くたびれ果てて家に帰り着くと、ドアに紙袋が掛かっていた。誰かが何かを置いていったようだ。さっそく中を確認してみるとアメリカはシアトル産のマフィンミックスが3箱入っていた。しかし、メッセージやカード類は無く、一体誰がくれたものか分からない。…

徘徊

久しぶりに大都会を徘徊した。と言ってもビル群の中を練り歩いたわけでもなく、古き克つ新しき面影の街並を友人と2人であーだこーだ言いながらぐるぐるぐるりとそぞろ歩いた。学生の頃も同じようによくさまよい歩いたものだが、街は変わり人も変わり自分も…

第2ラウンドTKO

ゼネコンとの話し合いの結果は相手方の保険会社の示す負担割合がどうであろうと、僕にはいっさいの負担はさせないというものだった。今までの経緯からすると当然のこと、と言えるかもしれないが何かまだすっきりしないしこりのようなものが残っている。それ…

第1ラウンド

事故の相手方の保険会社から正式な問い合わせがあったのが今日の夕方。簡単に事故の状況を説明したがあくまで事務的なもの。賠償の割合などは各社の規定によって定められているのだろうから、いくら熱弁を振るって主張しても無意味なことだろう。当初は自分…

闘いの始まり

1日待ったが昨日の事故の相手より何の連絡もない。相手方の保険会社が出て来ないことには何も事が進まないので、ダンプが作業していた工事現場の事務所を尋ね事故の報告を受けたか?と確認すると案の定聞いていない。そこで事故の経緯を説明し誠意ある対処…

満身創痍

なぜか妻や娘たちがいなくなると何かが起こる。自分の行動パターンが一気に変わるせいでリスクも増すのだろうが、今日はほんとやばかったな・・。今回もまた長良川の堤防道路でのことだが遥か前方に異常にゆっくり走っている車がいた。みたところ20〜30K…

妻と娘たち、それに義母がシアトルへ向け飛び立った。ひと月ほど母国で羽をのばし、リフレッシュして帰国(来日?)する予定。空港で飛行機が離陸して行くのを見送ったことは何度もあるが、寂しいばかりでとてもにこやかに手を振れるものではないな。娘らが…

三たび

またまたiPodの調子がおかしくなった。前回さんざん苦労してなんとか直ったものの結局何が悪くて、なぜ直ったのか分からずじまいだった。今日も突然、再起動の無限繰り返しを始めたのだが前回経験しているので何とかなるだろうと思いきや、まったく同じ症状…

違い

ボンバルディア社製の全日空機が高知空港に胴体着陸したシーンはしつこいほどニュースで繰り返し流されているが、何度見ても見事な緊急着陸だと感心する。少しでもバランスを崩せば横転して先のインドネシア・ガルーダ機のように大惨事になりかねなかったが…

ゆくゆくは

自分にしては珍しくここ2年ばかりは長期休暇を取らずに一見まじめに働いている。と言うのもつまらぬ話なのだが、年間でひと月も休もうものならその分収入は減る。減ったところで十分暮らして行けるのだが問題は住宅ローンに飛び火するのだ。家を購入しよう…

高気密高断熱

新築のモデルハウスなどに行くと必ず聞かされるのが『高気密高断熱』という言葉だ。聞く頻度は『オール電化』とほぼ互角で、今どきの新築には無くてはならぬもののように宣伝している。で、何かと言うと読んで字のごとく気密性、断熱性が高いということで、…

寒風

もう降らぬと思っていた雪が降った。先週末にタイヤ交換をした人も多いはずで、朝起きて外を見て仰天したことだろう。幸い道路に残るほどの積雪ではなかったので運転に支障はなかったと思うが・・ それにしても先週は20℃を上回っていたのに今日は8℃と気温…

sincerity

住宅展示場にてあるハウスメーカーの担当者に今は中古物件も探していて、明日は家の中を見せてもらう予定だと言ったら『築何年の物件ですか?』と聞いてきた。20年だと言うと。『ああ、それはゴミだ。水回りなんかはボコボコに腐ってダメでしょう。取り壊…

眠り

困ったことに上の子は夜なかなか寝ようとしてくれない。今は10時半だがまだがんばっている。布団に入ったのは9時過ぎなのにだ。昂奮してなかなか寝つけれない時もあるだろうが、上の子の場合毎晩なのだ。僕が寝かしつけようが妻がしようがまったく変わら…

hug

父親に抱き締められたことがあっただろうか?おそらくないと思う。母親には抱き締められた記憶がはっきりとある。 以前は人を抱き締めることなぞ恥ずかしく、照れくさく、みっともないことだと思っていた。いまは妻の影響から事あるごとに子供たちを抱き締め…

fate

妻が下の子の4ヶ月検診に行った時の出来事だ。同じ月齢ほどの赤ちゃんが自分の手をしゃぶっていた、それはどの子もすることなので別に気にもならないのだが、その子は手首のあたりまで小さな口に押し込んでしゃぶっていたそうだ。よくそんなとこまで口に入…

神鳥墜つ

神鳥は緑鮮やかな田んぼの中で黒煙をもうもうと上げながら無惨な姿をさらしていた。 またか!と言わざるを得ない。昨日は自然災害で今日は人災だが、人の死に変わりはない。ガルーダインドネシア航空が特別悪い航空会社というわけではない。気象条件が悪かっ…

災難

インドネシアで再び強い地震があったようだ。死者も100人に迫るという。最近は大津波や火山の噴火など自然災害が心の落ち着く間もなく繰り返し襲いかかっており、その惨状は見るに耐えないものがある。大津波の最大の被害地バンダ・アチェ、火砕流に飲み…

事故

ウチのアパートのすぐ南にある十字路では月一回程度の割合で事故が起こる。見通しの悪さが主な事故の原因だ。近所の人の間では危険な交差点として知られており、大回りになってもここは通らないという人が多い。そんな交差点でつい先ほども事故があった。ミ…

何故に?

いま住んでいるアパートのすぐ西側には幅2メートルほどの用水路がある。その用水路に向けて周辺地盤高を70センチもかさ上げするという工事が進行中なのだが、それが一体何のための工事なのかさっぱり分からない。この時期はいたるところでわけの分からぬ工…

お雛さん

娘が2人ともなるとさすがにお雛さんでも飾ってあげたいな、と思うようになる。特に今年は下の子の初節句でもあるので店頭にお雛さんが飾ってあるのを見るたびに、申し訳ないな…と感じてしまう。買ってあげようか?という話はあるし、なにも買えないわけじゃ…

花粉症

ここ数日間は花粉の飛散量が大変多いようだ。幸運なことに自分は花粉症ではないため、いくら花粉が飛んで来ようがへっちゃらで居られるのだが、さすがにここ最近はホコリと排気ガス汚染が特にひどい現場での作業なのでなんとなく喉がイガイガし、鼻もムズム…