80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

義母とナイトライダー

patiroma2009-03-25

義母が持参してくれたアメリカのドラマを録画したDVDの中に、なぜかナイトライダーが含まれていた。知らなかったが今シーズンからナイトライダーが復活してたんだね。とても義母が見そうにないのでなぜ録画したのか?と問うと、ただ単純に間違えて録画したのが始まりで、それを何の気なしに見ていたら面白くなって録画するようになったという。ナイトライダーファンだった僕にとっては興味津々でさっそく見ることに。昔のやつはファイアーバード・トランザムをベース車として使用し、実にかっこ良かった。その影響からか街中でもごくたまにトランザムを見かけることがあり、指差して喜んでいたものだ。リメイクバージョンのナイトライダーも黒塗りのスポーツカーを採用しているが、それがどんな車なのかさっぱり分からない。トランザムなのかも知れないし、全然違う車なのかも知れない。ただ以前よりだいぶいかつい車になっていたな。
ここでwikipediaで調べてみると、なんとリメイク版ナイトライダーは1年前からアメリカで放映されていたようだ。しかもこの3月で全17話が終了したらしい。そしてトランザムのナイト2000からフォード・シェルビーマスタングGT500KRのナイト3000になったようだ。個人的にはトランザムのシャープなデザインが好きだが、それはどうでもいいな。
リメイク版のドラマの作りはストーリーが粗雑でぶっ飛び過ぎじゃないかと思う。昔のほうが面白かったと思うが、それはまだ若かったからなのかも知れず、その頃の僕がリメイク版を見たら同じく面白いと感じるのかも知れない。主人公のマイケル・ナイトも男臭かったデビット・ハッセルホフから童顔の二枚目ジャスティン・ブリューニングになり物足りなさを感じてしまう。一緒に見ていた妻もジャスティン・ブリューニングはハンサムというよりかわいい男の子といった感じで、どうもマイケル・ナイトのイメージと合わないと言っていた。
昔のナイトライダーに惹かれたのもそのハイテクさに驚いていたわけで、この今の時代ではどんなハイテク仕様になっていてもそれはすでに知っていることばかりで、目新しいものが無かったのは残念だ。ドラマもハイテクさを強調するばかりにストーリーがちぐはぐになってしまい、単なるドタバタ劇に成り下がっている感がある。言ってみればトランスフォーマーと同じだね。

とにかく、もう一回見たいというものではなかったな。