80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

連鎖

patiroma2016-05-01

昨日放した鶏の様子を見に行ったら、案の定羽が散らばっているだけだった。

深く生い茂った草にはタヌキのものと思われる獣道がはっきりと見え、その道のところどころに鶏の羽が残されていた。

おそらく夜のうちに襲われ喰われてしまったのだろう。かわいそうなことだが、病気で長く苦しんで死ぬよりはよかったのではないか、と勝手に考えている。少なくともこの鶏を喰ったタヌキは思いもよらぬご馳走にありつき満足していることだろう。

残酷なようだが命の連鎖とはそういうものではないかな。

一緒に見に来た娘たちもそうなることは予想していたのでショックを受けた様子はなかった。むしろ苦しんで死んでいった鶏達を見ているので、このほうがよかったと自分なりに考え納得しているようだった。