今日は絶好の登山日和ということで、数キロ程度の里山ハイキングコースを巡ることにした。このコースは自分が子供の頃から慣れ親しんでいるところで、中世に栄えた圓興寺跡を表参道から登り、裏参道へ下りるというコースだ。途中にある展望台から望む濃尾平野は霞んでいて、吹く風がカサカサとコナラの葉を散らしていた。広葉樹はだいぶ色付いているものの天候の都合だろう、あまり色合いはよくないようだ。
圓興寺の伽藍跡を散策し、改めてその規模の大きさに驚かされる。中世墳墓の跡地も見つけたがバラバラになった五輪塔があちこちに散在し相当の荒れようだ。おそらくは盗掘による影響だろう。飽きもせずにあちこちとうろついていると、『いい加減下りよ〜よ〜』と三女のつまらなそうな声。 名残惜しいが裏参道の谷筋に沿って山を下り里に戻って来た。
どうだろう全ての行程を合わせても3時間ほどの短いハイキングだったが、満足度はすこぶる高かったね。
さて、次はどこへ行こうかな・・