80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

party三昧

patiroma2012-01-01

元旦はここアメリカでも休日だ。飲み明かして年越しする人が多いせいだろうか、今朝はとても静かな朝を迎えている。天気もすっきりと晴れたりはしないものの年末から新年にかけては日差しもあり、シアトル人にとっては『nice day』らしい。こんな貴重な晴れ間を惜しむ人々はアップダウンのきつい緑に囲まれた住宅地を自転車で走り抜けたり、犬の散歩をしたり、ジョギングしたりとそれぞれで楽しんでいる。ただ、そのほとんどが白人でアジア系人など有色人種はあまり見ない。なんでだろう、考え方の違いなんだろうか?

午後からは8月に急逝した妻の祖母と、前回シアトル滞在中にとても親切にしてくれた僕の大好きだったロジャー叔父さんの墓参りに行ってきた。墓地はダウンタウン・シアトルの北部にあり、日系人が多く葬られているところだ。墓地に立ち、整然と並ぶ墓標を見ると見渡す限り日本人の名前がアルファベットや漢字で刻まれている。墓標には名前とともに生年・没年が記されているが明治のものも多く、当時の先人たちの苦労が偲ばれる。ここに立つのは2度目だが、何だろうか・・何か大きな『思い』に押しつぶされるような、日本から来た僕に何かを語りかけてくるような、そんな感じがするのだ。『望郷』ここほどその言葉が重い場所は無いだろう。

亡くなった二人に遅く戻ったことを詫び、アリス叔母さんの家に向かう。昨夜よりはメンバーが減ったがそれでも残り物は出されず、叔母さんが腕を振るった料理が並ぶ。そして今晩もまたたらふく頂いてしまったよ。旨かったねー。
話が尽きることは無いが子供たちの寝る時間のため8時過ぎにはおいとまをする。そのとき僕たちと同様に遊びにきていたボブ叔父さんが『See you tomorrow Guys!』と言い残して去って行った。『なんでだろう?』と思っていたら、義母が『明日のディナーはボブがチキンカレーを作ってくれるって』ということで明日もヘレン叔母さんのところでpartyとなりました。ははっ!