80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

6回目の3.11

patiroma2017-03-11

今日は自治会総会の日。

午後6時よりいつもの料亭にて今年度の収支報告と新年度の役員発表が行われ、来年度に向けたお願い等の連絡事項の後、懇親会が催された。

隣近所さんと歓談しながら思い出すことは、6年前の総会は福島第一原発が水蒸気爆発を起こした日で、総会に参加しながらも『こんなことをしとる場合じゃない!』と、ひどく焦っていた記憶がある。

東日本大震災からの復興はハード面では徐々に為されているのかもしれないが、未だ仮設住居に暮らす膨大な人数からみれば遅々として進んでいないことがよく分かる。

『復興』とは何を意味することなのか?

カタチだけの復興はできるかもしれないが、生活のリズムを取り戻すというようなことは事実上無理があると思う。新しい環境へと出てゆく人、それまでの生活を守ろうとする人など様々だ。

それぞれの多岐にわたる生き方を推す力こそが、いま最も必要をされることではないのかと考えるが、具体的な方法は?と問われると詰まってしまうな・・