世の中どうにも説明がつかない摩訶不思議なことは多々あるが、よもや自分がそんな体験するとは思ってもみなかった。
それは何かというと、午後サツマイモの苗を植え付けるためブロッコリーが植えてあった畝をシャベルで掘り起こしていたときのことだ、ザクっと踏み込んでボコッと土を起こしたら、なんと驚いたことに土の中から卵が出てきたやんか!それもだよ、ヘビやカメの卵だったらいざ知らず大きさはほぼニワトリの卵ほど、しかも無傷で出てきたからびっくり仰天とはこのことだ。
さて、この出来事を説明すべくいろいろな可能性を考えたが、まず我が家のニワトリの卵が混入したケースを検証したところ、ニワトリが巣箱ではない別の場所で密かに卵を産み、それが土に埋もれ、その土を肥料として畑に混ぜたときに土に埋もれたと考えられなくもないが、まず土を移動させるときに卵が無傷で済む可能性は低く、おまけにうちのニワトリの卵は赤卵なのでこの線は無しとした。
もう1つのケースはこの卵をよく見るとニワトリの卵よりは若干小さく、薄緑色をしている点からカモの卵と思われる。となるとキツネがカモの卵を失敬して畑に埋めた可能性はどうだろう。そう考えると以前にも同じような場所にヌートリアの半身が埋めてあったこともあるので、推察としては悪くない気がする。ただ、フェンスを挟んでいるとはいえJackieまで10mほどしか離れていないところに埋めるなんて大した度胸だ。
娘たちとこの卵をどうしようと話し合ったが、ヒナが孵る可能性は無いし、このまま捨てるのも気がひけるので、試しに目玉焼きを作ってみるとこれがまったく問題ない感じなのだ。白身は二段に分かれ黄身も赤っぽくつやがあってとても美味そうだ。よっぽど自分で食べようかと思ったが娘たちが猛反対するのでJackieに譲ったよ。Jackieが大喜びだったのは言うまでもない。
ほんと、おかしな話だがこんなこともあるのだね。
いやはや、土の中から卵とはね・・