80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

決断せず、決断できず

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結局のところ責任を取れない者は自分で決断せず、決断することもできないのだ。

危機的状況に陥りつつある新型コロナに対する菅首相の動向がまさにそれで、口では迅速やら先手やらスピーディーやらと言っているが、それらが言葉通りに為されたことは一度も無い。全ての判断は専門家任せで自分の意見は決して言わず、政治的リスクを避けることを第一義として国や国民の為の行動を取るそぶりも見せない。そんな人間が首相などとは信じ難いお笑いぐさだ。結局は古老の政治家たちが自分たちの都合の良いように操っているだけのこと。そんな老い先短い政治家をいくら寄せ集めようがまともな国づくりができるはずもなく、その結果防げたはずの第3波が猛威を振るっている。国難とも言える今の状況を菅ごときの小さき器で改善させることは明らかに無理で、ならば何もしくは誰に任せればいいのだろうかということになる。しかしそんな人材が今の政治家にいるだろうか。いたとしても国民が首相を選ぶ事はできないので、またぞろ古老政治家たちが自分たちのための首相を選出するに違いない。まったく腐っている。いい加減なんとかしないとこの国は本当にダメになってしまう。