80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

緊急事態宣言発令

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緊急事態宣言が発令された。

政権への支持率が下がり、国民の不満が高いとことが示されると、それまでのモタモタ感が一掃され、さも始めからそうする予定だったと言わんばかりの記者発表にはうんざりさせられる。菅君は相変わらずうつ向き加減でカメラを直視せず、ちらりと見上げる目も記者の方にだけ向けられるというように、国民に語りかける気なんぞ毛頭無さそうだ。そんな様子だから話している内容も耳に入らず、心にも響かない。また記者も記者で、ありきたりのことしか聞かず責め立てることもしない。メディア自体が馴れ合いの関係なので、こんな記者会見から得るものは何も無い。

緊急事態宣言は人口密集地を中心に発令され、不要不急の外出を控えるよう要請しているが、これは昨年末に休止されたGo Toと真逆のことだ。Go Toを強行すれば首都圏の感染者が全国に散り感染拡大を引き起こす事は国民の多くが予想して強く反対していたのに、それについての言及は一切せず今度は緊急事態宣言を発令するなんて遅きに失している。今回の非常事態宣言も要は今後状況が一層悪化したときに自分たちへの批判を逸らすための予防措置でしかない。そんな程度の連中だ。