80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

無関心の行先

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東京都議選は見方によれば勝者無しという結果だったが、自分としてはオリンピック開催に反対という世論の割には自民党の当選者が多く、もっと惨敗してもよかったのではないかと不満だ。

今回の都議選で最も問題なのは史上2番目の低さという投票率(42.39%)だ。オリンピックに関係してこれだけいろいろと話題になっているにもかかわらず、半数以上の有権者が投票に行かないとは、ある意味この国は本当に腐っている。政治に物申すには投票することが一番だが、その権利も行使せずに文句ばかり言っとるようでは何の意味も無い。選挙に行ったところで入れたい候補者・政党が全くない、ということもよくあることで、そんな時は投票に行くのも億劫になりがちだが、自分は抗議の意味を込めて白票を投じている。とにかく中国と違って我々には投票する権利がある。にもかかわらず何もしないなんてそれこそ政治家たちの思う壺だ。奴らにとっては政治に無関心な国民であってくれた方が文句を言われなくていいに決まっっている。政治への無関心さは、そう言った政治家たちによって知らず知らずのうちに刷り込まれたものだ。『自分は政治に興味ない』という人はある意味政治家たちの理想像だろう。

まんまと無関心の罠にハマっていちゃダメなんだ。