日照不足が引き起こす害は様々あるが、野菜類に与える害はひときわひどい。
大切な生長時に日が射さないものだから変に色白になってなかなか大きくならず、大きくなる前に害虫の食害によって次々と溶けてゆく様になくなってしまう。特にひどいのがウリハムシによる食害で、せっかく大きく育っていた秋キュウリもみるみるうちに葉を食い荒らされ、葉が少なくなってきたらキュウリ本体を齧り出す始末。そのキュウリもなくなってくると今度は防虫ネットで厳重に守ってあったはずの白菜の苗を襲いだし、ボロボロにされてしまった。ここ近年ウリハムシの出現数は増える一方だったが、この秋はとんでもない数のウリハムシが発生し、電撃ラケットで毎日何十匹とやっつけていてもまるで効果がない。コイツラには農薬も効かないので地道に駆除するしかないが、駆除するにしてもあまりに数が多すぎる。いっそのこと畑ごと火炎放射器で焼き払ってやりたい衝動にかられるほどに被害は悲惨だ。
徐々に涼しくなってこれば数も減っていくだろうが、結局来年になって気温が上がれば越冬した奴らが襲いかかってくる。 この負の堂々巡りから何とか脱したいが、ないか妙案はないものかね。