80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

巡航ミサイル論議

patiroma2017-12-08

巡航ミサイル導入についての自分の意見は『近年の世界情勢を見れば導入やむなし』だ。

憲法9条に基づく『専守防衛』を逸脱するのでは?との意見も多いが、そもそもどうやったら国を守れるか、という観点から見れば敵基地攻撃能力を持つ巡航ミサイルを配備すれば、それによってある程度の抑止力を得られることからそれを『防衛力』とみなすことに異論は無い。

専守防衛』を堅持すると言う意見ももっともだとは思うが、弾道ミサイルなどの技術開発が進む中では防衛のあり方についても議論が進められるべきだと考える。例えば北朝鮮のような国が明らかに我が国に対してミサイルを発射する兆候が見られた場合、発射されてから『それっ防衛だ!』と対応していては間に合わないのだ。いいやPAC3で迎撃すればいいと言う人もあるだろうが、そのパトリオット自体の命中率が疑わしい以上有効な防衛力とみなすには問題がある。

しかし、通常兵器である巡航ミサイルの配備ひとつとっても『憲法違反だ』などと騒ぎ立てる国は日本くらいだろう。まったくおめでたいほどの平和ボケ具合だ。