シアトルに残っている妻とは毎日Line電話で連絡を取り合っているが、妻によると亡くなった義母の車や家の保険、その他相続関係の手続きなどで忙殺され、他に何もできない状況だという。それらの手続きは概ね本社が東海岸にあるため、基本的に午後2時までに行わねばならず(時差が東と西で3時間あるため)朝5時に起きて手続きを始めるが、あるところに電話をかけると『それはここじゃない』と言われ、そこにかけるとそこでも『ここじゃない』とたらい回しにされる始末。またそれぞれ1時間近くも繋がるまでに待たされるため、無駄に時間だけが過ぎてゆき苛立ちがいっそう募ると言う。
妻の場合は日本に居住しているため、本来は何の問題もないことが煩雑化し、相手方もどう対処してよいか分からない場合が多いため、こんな複雑な状況となっている。
妻は明日には現地を発つため残された時間は僅かだ。もし今回主要な手続きが完了できなければ、しかる後再び妻だけ渡米して対応せざるを得なくなる可能性もある。
親の死を迎えるということは本当に大変なことなんだと、こういった面からも考えさせられる。