80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

小さくても大事です

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先日、クラッチのマスターシリンダーを交換し戻ってきたロードスターだが、クラッチペダルを踏み込むときに妙な違和感を感じるようになった。ぐっと踏み込むとギリギリギリという金属が軋む感じがして、しょっちゅう踏み込まないといけないものだからいちいち気になって仕方がない。これが単なる軋みだけの問題ならそのうち慣れるだろうが、これが何か大きな不具合の前兆ならよくないと思いその原因を調べてみた。すると軋みの原因は単純なことで、クラッチペダルとクラッチマスターシリンダーとを連結する部分にあるはずのプラスチック製ブッシュが劣化して脱落し、金属製の固定ピンとクラッチペダルとが踏み込んだ時に直接干渉することでギリギリという軋み音が出ているようだ。当座はシリコーンスプレーで軋み音を消すことはできたが根本解決にはならないので近所のマツダへ行き部品を注文しておいた。一見見落としてしまいそうなほど小さなブッシュだが、クラッチワークのフィーリングに直接関わるものだし、頻繁に力が掛かる場所なのでその重要性は意外に高い。だからたかが150円ばかりの部品でも馬鹿にしてはいけないのだ。