80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

台風7号と終戦の日

 台風7号が近畿地方を縦断し、お盆休みの交通網が大混乱する中、78回目の終戦の日を迎えた。例年自分も南方のトラック諸島(現在のチューク諸島)で終戦を迎え、無事帰還した祖父の墓参りを15日に行っているが、今年は台風の影響で見送ることにした。

その台風7号は当初の予報よりもだいぶ西寄りに進路を変えたので、幸いにもこの辺りは暴風圏に入ることなく、吹き付ける風も強風程度、雨量も河川敷が浸かり始める程度で済んでいるのでホッとしている。台風の強さはそこまでではなくても突風によって瓦が飛んだりなどの被害も想定されていたので、まずは一安心だ。ただ今後台風が日本海に抜けても、その台風に引き寄せられるように南から暖かく湿った空気が大量に侵入し、線状降水帯が発生する可能性もあるため、引き続き気を抜くことなく警戒していこうと思っている。

そうそう、今日は本当に久しぶりにエアコン無しで過ごすことができている。これも台風がもたらした風のおかげ。暴風や大雨による被害さえ出なければ、恵みの雨をもたらし、どんよりとした空気をかき回してくれる台風はありがたい存在なんだけどね。