80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

のんの ののさま・・

patiroma2009-02-19

長女の通う幼稚園は、入園してから知ったことだが仏教系の幼稚園で、毎月配布される予定表を見ていると仏教行事がしっかりと行なわれているのがよく分かる。先週末にあった発表会もまずはお祈りから始めるという流れで、これには宗教の自由を思う観点から少なからず違和感を感ずるが、まあ過剰反応かも知れない。そして今日は涅槃会が行なわれ、長女によると皆でホールへ行きそこにある『のの様』にお参りをしたという。そう語りながら『のの様』って誰?という話になり『のの様っていうのはね、お釈迦様のことだよ』と、答えても『おしゃかさまって〜?』となる。そこで『ほとけ様、ブッダって言うんだよ』と言っても、もちろんキョトンとして分かるはずがない。自分のあまりの答えの拙さに呆れながら『たくさんの人を救った人だよ』と答えたら、なんとなく分かってくれたようだ。そして次なる質問が『ねはんって〜?』と、これまた厳しい!動揺しながら『のの様が死んだんだよ。みんながすごくすごく悲しくて泣いたんだよ』と苦し紛れに答えると、『のの様死んじゃったの?なんで?』ときた。『のの様はずう〜っとずう〜っと昔に死んじゃったんだよ・・』と、答えに窮した所で『さあ、お風呂の時間だ!』と逃げてやった。その様子を見ながら妻が『その質問に答えるのはあなたの責任だ』と言わんばかりの顔をしてニヤニヤしている。ううむ、解っているつもりでも解ってないとはこのことだと大いに反省するも、ちょっとこの質問難し過ぎやないですか?

そもそも『ののさま』って何よ?と思い調べてみたがいろんな解釈があるんだね。長女が家で時々口ずさんでいる歌が『ほとけさま』という歌であることをこの時始めて知りました・・

 のんの ののさま ほとけさま

 わたしのすきな かあさまの

 おむねのように やんわりと

 だかれてみたい ほとけさま

 

 のんの ののさま ほとけさま

 わたしのすきな とうさまの

 おててのように しっかりと

 すがってみたい ほとけさま