80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

初潮

patiroma2016-03-01

3月初日は雪の舞う寒い朝で幕を開けた。

積雪はうっすらとあった程度で、陽が昇るとすぐに融けて無くなってしまったが、北西風は終日強く、その風の冷たさはかなりのものだった。

そんな寒い1日をインフルエンザの回復待ちで、ひとり家で過ごしていた長女に初潮がおとずれた。初潮については妻が1年も前からどういうことが起こるかをしっかりと説明し、常に初潮に備えた用意を携帯させていたので、長女もびっくりするようなことはなく淡々と対処しているようだ。『おめでとう』と言うことなのかどうか分からないが、とにかくそう言うと、長女は『別におめでたくなんかないんだけど・・生理なんか来ない方がいいでしょ』と、確かにその通りの答えだ。しかし初潮を迎える歳まで元気に育ってくれたことに感謝せずにはいられない。そのことを長女に伝え、妻の代わりにぎゅっとハグしてあげた。

妻は今回離日する前、『絶対私が居ない間に初潮になると思うよ。悲しいな・・』とこぼしていたが、その通りになってしまった。仕方が無いこととはいえ、その時一緒に居てあげられないことは辛いだろうね。長女もその辺りのことはよく理解しているので何も言わないけど、やっぱ母親に居てほしかっただろうな。