80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

法蓮草の魅力

patiroma2009-10-12

法蓮草が実に美味い、じゃなくて面白い。9月後半からもう何度かに分けて種を播き準備万端、寒くなってからの収穫が待ち遠しいが、その法蓮草の品種名が面白く興味深いのだ。
例えば代表品種である『次郎丸』なぜか太郎は無く、次郎だけ。同じく代表品種の『日本法蓮草』と『新日本法蓮草』、なんかNHKの番組名みたいだ。
以上は代表品種であり、あくまで正統派。そこに『まほろば法蓮草』が加わり、ちょっと気を惹かれたところに『シアトル』が登場し、意表を突かれる。なんでシアトルなんやろう?と考えていると『トライ』という品種が飛び込んで来た。これは挑戦せよ!と言う意味だろうな・・とほくそ笑んでいると、さらに強力そうな『アトラス法蓮草』なるものを発見し、衝撃が走る。これならば害虫が付きにくそうだし、ひょっとしたらポパイが食べているのはこれかも知れん・・などと下らんことを考えていると、まさにトドメを刺すように『ソロモン』なるものが登場した。偉大なるユダヤの王がなぜ法蓮草になって登場したのか?その経緯に大変興味があるが、それ以上にどんな味の法蓮草なのか知りたくて買わずにはおれなかった。
そうなのだ、こんなめくるめく世界を見過ごすことなど出来ず、登場したすべての品種を購入し試すことにした。残念ながら種の袋には皆同じようなことしか書いていないので命名のいきさつなどは分からないが、とにかく育てて味わってみることでその違いを見てやろうと、収穫の日を心待ちにしている。