80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

とある日常

patiroma2010-12-20

昨日、町内の同じ班の人が亡くなった。確か70代前半だったはずだ。肺癌だったという。

今年僕はこの班の班長をしているので、葬儀などがあった場合は町内の代表者として様々なことをせねばならない。ご遺族が連絡に来られた時もはじめ何を言っているのか分からなかったほど僕はボケていた。『さて、どうすればいいのだろう?』と不安になったとき、ご遺族の方が『葬儀は身内だけで行いますので、よろしくお願いします』と言われた。その場は『分かりました』とだけ答え、あとは亡くなられた方について話して終わったが、ご遺族が去られてから『それだけで本当に何もしなくていいのだろうか?』と不安になって来た。そこで自治会長さんに連絡して意見を伺うと、彼もまた『よく分からん』ということになって結局町内のご意見番に伺いを立てることに。
その結果は『ご遺族がそういう意向なら、そのままにするがよい』ということで、何もしないことに相成った。僕からすれば何も知らぬ若造が葬儀の面倒を見る義務から逃れることができて正直助かった・・

われやさき、ひとやさき・・

夜、Jackieを連れて亡くなられた方の家の前を通ると、いつもと変わらず部屋には明かりが灯っていた。何事も無かったかのように・・