80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

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patiroma2011-03-15

妻と地震について話していたら緊急地震速報が流れ、そのうちふわふわと揺れだした。
震源伊豆半島の付け根で震度6強、いよいよ大地は活動期に入ったのかも知れない。

今日一日は原発で次から次に起こるトラブルに振り回され、放射線の恐怖に改めて気付かされた日でもあった。
放射線の測定量は刻々と変化し、一時かなり高い数値を出して人々を恐怖に落とし込んだが、いまはなんとか低レベルで安定しているようだ。その放射線量だが夜のNHKニュースでやっとこさ、例えばCTスキャンを受けた場合と比べてや胸部X線写真を撮影した場合はどれくらいなどと分かり易く具体的に説明していたので、もう少し放射線量に対しては恐怖感が減ったのではないかと思う。
確かにまともに放射線を浴びれば命に関わる問題ではあるものの、現時点に於いてはそこまでには至っていない。そして周辺各県で検出される値も発表の通りであればごく微量のもので健康への被害は無いと言う。
そこで思うのだ、僅かな値に敏感に反応しているが、実際のところ煙草1本吸う方がその値より身体が受ける影響が大きい様に感じる。野菜も然り、放射線量より人体に与える影響は残留農薬の方が高いようにも感じるがどうなのだろう?

とまれ原発の危機的状況に関しては今後も推移を見守り、冷静な判断をせねばならない。