80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

fear

patiroma2013-04-18

日本も揺れているが、アメリカもメディアを先頭に大きく揺れている。
ボストンで凄惨なテロ事件があった矢先に今度はテキサスでの大爆発だ。こちらはまだ事件か事故かの検証にも入れない混乱した状況らしいが、アメリカ人に与えた衝撃は相当のものだ。同時多発テロから10年以上の月日が流れ、見えない恐怖の呪縛からようよう解き放たれようとしていたのに、今回の事件で記憶が一気に蘇ってしまったのだ。僕はオクラホマシティーの爆破事件の様に個人のキチガイによる犯行と見ているが、これがもし特定の組織による計画的犯行だったとしたら、再びアメリカ社会が恐怖に支配された閉鎖的なものに後退してしまうのではないか?と危惧している。もちろん許し難い事件であることは言うまでもないが、アメリカ社会にとっては1人のキチガイによる犯行の方がまだ救われるだろう。