80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

誤報

patiroma2013-08-08

帰宅途中、堤防上の信号で停車していると緊急地震速報がラジオと携帯の両方に入った。辺りを警戒しながら見回し身構えていたが、近くにある電柱は微動だにせずそのまま直立していたし、車が揺れることも無かった。本当に自分勝手なことだが、地震速報が入った瞬間は『今ここで巨大地震が襲って来ても大丈夫だ・・』なんて打算していたね。僕は建家の中ではなく安全な堤防上に停車した車の中にいたし、妻や娘達はアメリカに居る。『来るなら来い!』なんて気持でも居た。でも揺れなくてホッとしている。
違和感を覚えたのは帰宅後に見たニュースで、気象庁の担当者が緊急地震速報誤報だったと謝罪していたことだ。僕はそんなこと謝罪しなくてもよいと思う。ただ『今回は誤報でした』と発表し、なんで誤報となったのか説明すればよい。誤報であれ速報は多くの人にインパクトを与えた。忘れていた地震を思い出させた。それだけで十分じゃないか。
地震はどこにいようが突然襲ってくる。それを思い知らされた。