80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

やはりそんなレベル

 海上自衛隊護衛艦『いずも』をドローンで上空から撮影した動画が中国の動画共有サイトにアップされていた件について、検証の結果動画はフェイクではなく本物であることが確認された。おそらくこの動画をアップしたものは中国のスパイで、日本を牽制するためにこの動画をアップしたのだろう。この件で海上自衛隊は赤っ恥をかかされたわけで、その意味においてはいかに日本がお花畑の中で過ごしているかということがよく分かる。こんなにたやすく動画撮影することが可能ならば機密もへったくれもない。これは明らかに挑発行為で、この動画は『もしこのドローンに爆発物を積んでいたら終わりでしょ、いつでもこういう攻撃ができるんだよ』という意味だ。近年アメリカ軍関連施設に中国人旅行客を名乗る者が誤って侵入し拘束される事例が増えアメリカ政府も警戒を強めているが、今回の件もそれと同様中国人旅行客を装って入国し、ドローンを使って軍関連施設に侵入して機密情報を盗んだり実際の警備状況を試したりするスパイ行為に他ならない。撮影者は自衛隊が気付くまで1ヶ月かかったと、そののん気ぶりを馬鹿にしており、同じく横須賀に寄港中のアメリカ海軍空母ロナルド・レーガンも遠くから撮影されていたという。こちらもどれくらい近付けるかを試したのかもしれない。それにしても飛行甲板を上空からまともに撮影されながらも全く気付かなかった『いずも』の索敵能力は皆無に等しいということがバレてしまったわけだ。それを中国軍が嘲笑しているということだろう。こんなんじゃ、いざという時にあっという間に沈められそうだな・・