80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

トマトと被爆者

patiroma2014-08-06

今日も夕方頃に雷雨に見舞われた。

いかにも『にわか雨』といった降り様で、ザアーッと来たかと思えばすぐに止み、日が差してくるような案配だ。台風11号が通過するまではこんな天気が続くのだろう。

今晩も再びトマトソースを作ったのだが、トマトをサッと湯煎して皮をむく際、そのズルリとむけた皮を見て、69年前の広島ではこんな風に皮膚がむけて垂れ下がった無数の人々がさまよい歩く地獄のような風景が広がっていたのだと思うと、ほんとうに心が痛む。

世界はいまだ核廃絶への意識にはほど遠く、全体としては核武装を目指す向きの方が多いくらいだろう。人のエゴ、国家のエゴとは恐ろしいものだ。

日本は唯一の戦争被爆国として『言うべきことは言う』強さを今さらながら備えねばならない。小声でささやいているだけでは誰も耳を貸すことは無いのだから・・