80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

正月について思うこと

patiroma2015-01-05

年々正月らしさが薄れてゆくのを感ぜずにはいられない。

別にそれを悲しむとかそういうのではなくて、ただそれを感慨として感じている。

子供の頃はレストランやスーパーなどは、元旦にはほとんど閉まっていたものだ。それが今ではブックオフでさえ正月から何食わぬ顔で営業している。そして驚くべきことにレストランもそうだが客でいっぱいなのだ。そういう需要があるから店を開けている、と言ったほうがいいのかもしれない。

多様化が叫ばれる昨今、生き方や生活スタイルもひとそれぞれ。それらのニーズを汲み上げてゆくと、むしろどんどん境目がなくなってゆくという不思議な現象が現れる。多様化が結果的に平均化を招くというパラドックス

異端が異端としてどんどん認められれば、異端ではなくなるということと同じか。なんか『赤信号、みんなで渡れば怖くない』みたいだな・・

そうだ、正月の話だった。

今度餅つき機を買おうと思ってね。我が家はみんな大の餅好きだから、普段から餅を食ってやろうという魂胆。さあ、ますます正月感が無くなってゆくぞい。