80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

別れ

patiroma2016-01-08

彼は痩せこけた顔をして棺の中に横たわっていた・・

彼の死の知らせを聞いた時『とうとうこの日が来たか・・』という思いだった。

膵臓癌を患い、医者には『あんたよく生きとるね』とまで言われた男の死に顔は、痩せこけてはいたけど、どことなく『やりきったぜ』という彼の思いを感じさせた。

人は誰しもいずれ死ぬ。その死が早いか遅いかの違いだけだと分かっていても、別れの時は悲しく、寂しいものだ。


合掌