80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

事故

patiroma2016-10-19

夕方、事務所のすぐ近くで自転車に乗った女の子が車にはねられた。自分たちが通りかかったのは事故が起きて5分も経っていない時だと思う。

ひどくとりみだした母親が、泣き叫びながら女の子を抱いていた。女の子は小学校低学年ほどで自転車のヘルメットはちゃんとかぶっていた。

僕たちは事故現場近くに車を止め何か手伝おうと向かったが、近くの工場からすでに多くの人が駆けつけていたのでその場を離れることにした。こんな時、救急救命の訓練をしっかり受けていれば何かしてあげられるのに・・と、自分の不甲斐無さを知った。

女の子は母親に抱きかかえられぐったりしていたが、どれほどの怪我の具合かまでは分からなかった。

子供を持つ親としては、脳裏に刻まれる恐ろしい光景だった。もし自分の子があの子だったら・・と思うとたまらない気持ちになる。

帰宅後娘達に『道路を渡る時は必ず左右を確認すること』と、『絶対に車を信用してはいけない』ということを改めて伝えておいた。


あの女の子の怪我が軽度であることを祈りたい。