80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

明け方の月

patiroma2016-11-16

心地よい冷え込みで明けた朝、西の空を望めば大きな月が白く輝き、まるで青く澄んだ空から去るのを惜しんでいるかのようだ。

夏の早朝の爽快な感じも愛してやまないが、だんだんと寒さが増すにつれ冴え渡ってくる冬の朝もまた格別にいいものだ。

我が家にはJackieがいるからこうやって毎朝必ず散歩に出て日々の変化を身体で感じ取ることができるが、そうでない人にとってはいつもと変わらぬ朝なのかもしれない。

朝日を浴びると気持ちが高ぶり自然とやる気が湧いてくる。大切なのはそういった感覚を知ることだ。日々繰り返される何気ない日常も、ふと視線を変えれば面白いことや楽しいことがいっぱいある。皆それに気付いていないだけだろう。

自分も含め、もっと物事を味わう余裕があれば、日々の生活の豊かさも増すだろうにね。