80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

45

patiroma2018-01-06

45になった。

人生でいうとちょうど折り返し点を過ぎ、後半戦に入った辺りだ。

ここ最近視力が急激に低下してきており、これも老眼が出始めたことによるものだと思う。頭頂部も徐々に毛が抜け円形に禿げてきているし、自分も着実に歳を取っていることがよく分かる。

昨今は義母のガンのこともありいろいろと考えさせられる。若い頃人生80年といえばずいぶん長く感じたものだが、中盤を過ぎるとそう先が長くないことを実感するし、自分もガンなどの病気にかかればいつ何時お迎えが来るか分からないというのも事実だ。

日々の生活に追われ飛ぶ様に過ぎてゆく毎日の中で、自分が生きていることの意味を考え、この先のことに頭を悩ますこともよくある。だがその考えも忙しさの波に呑まれ、すぐに何処かへと消えてしまう。

今はとにかくいろいろなことを考え、悩む時間が欲しいと思う。時には立ち止まることも必要だ。一度立ち止まって周りの風景をじっくりと眺めなければ、自分が今どこにいるのかさえ定かではなくなるだろう。

迷子の状態では次に進むこともままならぬはずだ。