80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

ノーベル賞のから騒ぎ

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もういい加減ノーベル賞に対するから騒ぎから卒業したらどうだろうか。

この時期になると毎年のように村上春樹の名前が出るなど、日本人の受賞に対する期待で大盛り上がりだ。こんな状況、ほんと情けないと思う。

仮に日本人が受賞したからと言ってそれがどうしたというのだ。ノーベル賞は人類に貢献する成果を残した人に与えられるもので、その点から言えば日本人だろうが他の国籍だろうが関係なく賞賛されるべきものだ。それを日本人が、日本人がと言う輩の小さきことよ。

日本人が受賞したことによって『やっぱ日本人はすごい』という優越感に浸りたいのだろうか?勘違いしてはいけない、すごいのは日本人ではなく、地道な努力を続け、世界に認められる実績を残した受賞者本人なのだよ。まあ、そういった優れた研究者を輩出する環境も賞賛されていいと思うけど、慢心はダメだよね。