80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

群集心理

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いやはや群集心理とはすごいもので、買いだめが起きるだろうと思っていたものは案の定売り切れてしまっている。しかしなぜ普段買い以上に買いだめようとするのだろう。そこがよく分からない。妻が先日コストコに行った時も1人で大量のトイレットペーパーを買っている人がいたという。明らかに買いだめして転売でもする気だろう。しかしそれを許すコストコの対応も問題ありだと思う。こんな時期だからひと家庭一個までという風に制限しないと必要な人に行き渡らない。

毎週土曜は買い出しの日なんだけど、そんな買い溜め騒動に巻き込まれたくないので行かなかったが、その様子を覗き見して来た親父殿によればトイレットペーパーもティッシュもキッチンタオルでさえも見事に無くなっていたという。カップ麺もかなり減っていたというからね。

ただ、この原因の1つはやはり学校休校措置だろう。普段学校に行っている子供達が部活やスポーツ少年団にも行かずずっと家にいるとなった場合、トイレットペーパー類の減りは驚くほどに早い。我が家がそうだからよく分かるが、コストコ太巻きトイレットペーパーでさえほぼ1日で一本無くなる(ま、ウチは女子ばかりだし・・)花粉症持ちがいればティッシュもあっという間だ。ある程度の年齢の子供を家に置いて仕事に行かねばならぬ場合はカップ麺に頼ることもあるだろう。

突然『要請』された休校措置に対して学校・家庭とも大いに混乱し、月曜からの約5週間に備えねばならない。夏休みなどど違い全く準備できていなかった分、皆が一斉に買い出しに走った結果が今回の有様だろう。その点から言えば仕方がないことだと思う。