80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

可能性

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今日も朝からいろいろな検査が行われたが、先日受けたPCR検査の結果がようやく報告され、陰性だった。その結果に伴い今まで個室だったものが4人部屋へと移動になり、仕方のないことだが入院環境は狭くなった。ただ、付き添いの妻は自宅への往復のみ認められるようになり、さっそく自分の食料(付添人の分は出ない)などを集め、シャワーも浴びてとんぼ返りで病院へと戻って行った。

今日は専門医の回診があって、そこで三女の症状がライム病ではないかという指摘があり、妻も『あっ!』という感じで思い至ったそうな。ライム病はアメリ東海岸に多い病気で細菌を持ったマダニに噛まれることで感染する。感染するとインフルエンザに似た症状が出て、慢性化する病気だ。妻の父と義母も感染の経験があり、やはり40度を超える熱が出て苦しんだという。三女も小さい時から何度もコネチカットを訪れているので、その時にマダニに噛まれて感染した可能性もある。日本でも長野県以北で感染例があるが、症例が多くないため検査キットが手に入るかどうか分からないという。アメリカから取り寄せたいがコロナの関係で難しいらしい。

当初可能性を指摘されていたのは、PFAPA症候群(自己炎症性疾患)と白血病だったが、白血病の可能性は消え新たにライム病が加わった感じだ。

今後の検査結果によって徐々に原因が絞られてくると思うが、とにかく早く退院させてあげたいと願っている。相当の不安があるなか、本当によく頑張っているのでね・・