80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

終わりなき闘い

f:id:patiroma:20201114104125j:plain


新型コロナの第3波が拡大しつつある原因はGO TOキャンペーンであることはほぼ確実なのに、それに対する批判が沸き起こらないのは政府主導によるメディアのコントロールに他ならない。批判が抑えられているのはGO TOによって恩恵を得ている人がそれほど多いということなのだろうか。新型コロナ対策と経済対策、この二つを相反することなく軌道に乗せることができればいいのだろうが、今のところそんな上手い方法は見つからず、感染拡大につながっても強行されたのがGO TOだ。そういった経緯は理解できるが、先日の西村経済再生相のコメントには呆れ果てた。『GO TOを利用するかどうかは皆さんの判断だ』だとよ!GO TOキャンペーン導入に関しては時期尚早だという意見が多数だったにもかかわらず政府が強行したという経緯があるのに、今になってそう言うか!と怒りが込み上げてくる。とどのつまりは『判断するのは国民だ』ということにしてお得意の自己責任論に走り、自分たちは一切の責任を負わず逃げるつもりだ。今は世界的に権力者の責任逃れがブームで、それを許してしまう風潮がある。これが様々な悪行を助長しているのも事実だ。

まず政治家に責任を取らすことから始めよう。そこを厳しく追及せねば間違いなく彼らによって国が衰退するだろう。