幸いにも我がエリアは雷雨の直撃を免れて少し強めの雨が降った程度だったが、日が暮れてからはそこら中で稲光が走り、実に賑やかな様相を呈していた。この雷雨の直撃を受けたところでは時間雨量80mmを超えるとんでもない豪雨だった様で、市の全域に避難指示が出されたところがあるなどゲリラ豪雨の凄まじさを改めて認識させられた。今は気象レーダーの精度も上がり雨雲の進むコースをある程度予測できるので、それに合わせて行動することも可能になり、そういった意味では個々の身を守りやすくなったとも言えるが、同時に災害規模も以前と比べ物にならないほど拡大しているので、危機をできる限り早く察知し、いかに早く対応するかに身の安全がかかっているのは間違いないことだ。ただ、躊躇せず正しい判断ができるかどうかについては自信が無い。『これくらいなら大丈夫だろう』という正常性バイアスが働いて判断を遅らせる可能性が高いため、迷ったら安全策を取るといった取り決めを自分自身に科さないといけないだろう。
そういう判断が必要になる時が来ないのが一番だが、何事も最悪のケースを想定しておかないとね。