80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

打つ手無し

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新型コロナ新規感染者激増を受け、政府が決めた『重症者以外は基本的に自宅療養とする』というやり方は医療崩壊を防ぐためという言い分だが、単にこの状況に対して打つ手が無いだけだ。こうなることは容易に予想できたというか予想していなければならないことで、それなのにこんな手しかないなんてほんと菅政権は無能者の集まりだ。仮に重症ではなかったから自宅療養したとする。しかし症状が急変し入院が必要となっても行き場所が無いということだ。

政府の無為無策がとうとう国民をこんな状況に追い込み、あたかも今回の感染爆発の原因が政府からの要請を守らない国民のせいだと言わんばかりの責任転嫁コメントには怒りがたぎる。確かにルールを守らない愚かな国民は多い。しかし国民の危機感を麻痺させて来たのは度重なる政府の失態によるもので、もはや政府が何を言おうとも国民の心には響かないだろう。

今の政府にできることはもう無いのだ。