80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

集めても集めても・・

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表の川が増水し河川敷が水没すると、上流から大量のゴミが流れてきて木や草に引っ掛かり、水が引いた後はそれらのゴミがびっくりするくらい残されてゆく。今回の増水はかなりのものだったのでゴミの量も多く、ある程度水位が下がるのを見計らって三女と一緒にゴミ拾いをした。ゴミを分類すると一番多いのがダントツでペットボトルだ。おそらくペットボトルは水に浮くので流れ着きやすいからだろう。その他ジュース缶や紙パック飲料、菓子袋にレジ袋など雑多なゴミが枯れ草などと一緒くたになって溜まっており、その中から火バサミを使ってゴミを摘み出すといった感じだ。一番厄介なのが発泡スチロールで、大きな塊ならまだしもほとんどがバラバラに細分化されていて、ゴミとして集めるもの困難なくらい。まさにマイクロプラスチックの元凶で、早いとこ使用禁止にすべきと思っている。

流れ着いたペットボトルの中には中身が残ったままの物も多く、全てのペットボトルはキャップを外して中身を捨て、踏んで潰してからゴミとして捨てている。当初はリサイクル用に分けていたが、やはり少しでも汚れているものは持って行ってくれないので全てゴミとして処分している。しかし一体どこからこんなに大量のペットボトルが流れてくるのだろう。我が家の前に流れ着いた分だけでこれだけの量なら、河川単位だととんでもない量になるだろう。全く信じがたいことだし、それだけ多くの人がポイ捨てしているという証拠だ。そういった実態はこうやってゴミ拾いをしないと分からないだろう。だから敢えて娘たちと一緒に行っている。

今日はとりあえず70ℓのゴミ袋2つ分だけ拾っておいた。目算で言うとまだ少なくとも3袋分はあるので、明日以降雨が降っていなければ集めようと思う。ただ集めてもまた増水したら振り出しに戻るけどね。少しでもゴミが減ってくれたらそれでいいさ。