80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

安倍の最後


 キレイ事ばかりの報道にはうんざりだ。確かにある程度の実績を残したことは認めるが、その実績以上に長期政権による傲慢さが目立ち、忖度という流行語まで生まれたほど。権力を盾に悪いことをしてもスッとぼけ、圧力をかけてうやむやにするというのが得意技だった。各国首脳が彼の生前の業績を称え、大いに持ち上げてお悔やみを伝えているが、彼は実際そこまでの人物ではなかった。安倍長期政権もたまたま国内に有望な人材が少なかったから結果的に彼がやることになったというだけのこと。

言うまでもなく暴力による意見表明は許されることではない。しかし同様に権力を濫用した悪行も許されないことだ。

今回は手製の銃が使用された。と言うことは組織ではなく個人が容易に犯行を実行することが可能になったことを意味する。手製の銃の作り方なんぞネットで調べればすぐに出てくるだろう。もはや誰がいつ撃って来てもおかしくない状態となっている。

政治家たちは文字通り命をかけて政治活動をせよ。