80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

君主制の是非

 英国ではチャールズ国王の戴冠式が行われているが、国民皆が歓迎しているわけではなく、君主制に反対する国民もかなりいる。エリザベス女王が亡くなり、人気の無いチャールズが国王となったこと、王室関連での度重なる醜聞など、現代社会に敢えて王室が必要なのか、と言う意見が出る事は当然だろう。それが伝統だと言えば確かにそうでもあるが、それを維持するコストが今後も維持してゆく上で見合った額なのかという指摘も当然のことだと思う。アメリカ人の妻からすれば君主制なんて必要無いものだとあっさり答えるし、王室のドタバタ劇を見ていると『もう必要ないんじゃない?』と思うのも無理はない。

君主制の是非については英国民が決めれば良いことだが、英王室が転換期を迎えているのは確かだろうね。とは言え何百年と続いてきたことを変えるということも難儀なことじゃないかな。一番簡単なのは惰性的に続けるということかもしれない。