80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

イスラエルの慢心

 アメリカを主体とした欧米各国の支持を受けて虎の威を借る狐となったイスラエルの傲慢さは醜悪なものだ。国連事務総長のグテーレス氏がハマスの攻撃を非難する一方で、イスラエルが長年に渡って行って来た過酷な占領政策を指摘し空爆を直ちに止めるよう述べたことに対し、ヒステリックなまでに反応しグテーレス氏に辞任せよとまで言い出した。そもそもグテーレス氏の言ったことは全て本当のことであり、イスラエルが言う様なハマスを容認するような言い方もしていない。イスラエルにとっては自分たちが行って来た悪行を国連事務総長に指摘されたのでキレたのだろう。全く愚かしいことだ。今イスラエルの政権を握っている連中はパレスチナ人のことなぞ檻の中の動物程度にしか思っていないのだろう。抑えつければ抑えつけるだけその反発力が強まることは誰でも知っている。それを世界の懸念を無視して50年以上も続け、その反発を受けたら今度はその責任の全ては相手にあると言い出して殺戮の限りを尽くしている。こんな傲慢な連中を欧米各国は手放して支援するというのだからこちらも頭がイカれているよ。事態がされにエスカレートすればイスラエルのみならず欧米各国でテロが続発するのは目に見えている。そうなるのが分かっているのにそれに対処しないなら、攻撃を受けても何も文句は言えないだろう。黙認したと同じだからだ。

不条理を正すこと。これしか解決の道はない。