80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

進路

patiroma2007-07-14

台風は大気をまるで浄化するかのように大きく撹乱しながら蛇行し、すべての力を出し切ると走る速度を早めフッと消え去ってしまう。これだけの強力なパワーを持つ台風でさえも自分だけで進路を切り開く事はできず、常に周りの影響を受けつつそして反対に与えつつ、進むべき道を淡々と進んでいるに過ぎない。進むべき道が既に用意され大きく開かれているならばその通りに進むだけなのだが、返ってその道の通りにしか進みにくいという問題も出てくる。ちょっと寄り道したり迂回したりという事がなかなかできないのだ。それでもまだ前進もしくは移動しているのなら良い方だ。停滞は判断を鈍らせ、やがて判断する気力さえも奪ってしまう・・
いったい自分は何を求め、どこへ向かおうとしているのか?