80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

ウリハムシとの激闘

patiroma2008-08-14

ウリハムシの真の恐ろしさを知る者は少ない。越冬した成虫は4〜6月にかけキュウリ・カボチャ・ズッキーニなどの葉を食い荒らしその根本に産卵。孵化した幼虫は根を食害しながら成長し7〜8月にかけ地上にその姿を現す。その第二世代が尋常な数ではなく(ヤスデもそうだったな・・)特にズッキーニを好むようでびっしりとはり付き食い荒らしまくっている。もちろん農薬を散布すれば殲滅することができるがそれも単なる一時しのぎ、農薬の効果が弱まればすぐに復活してくるのは目に見えている。なので農薬は使わず「電撃ラケット」ではたいて地道に駆除を続けているが、朝晩やっても駆除する数より増殖する数のほうが圧倒的に多く、ウリハムシが減ることは無い。そんなふうに毎日「電撃ラケット」を持ってウリハムシを攻撃していると、敵も去るもの学習して僕が近づくと一斉に飛び立って逃げるようになってしまった。成虫をこのまま見逃せばまた越冬して来春に逆襲してくることは明白なのでなんとしても阻止せねばならず、ひとり「電撃ラケット」を激しく振り回しながら「ううぉりゃ〜〜!」「これでもかぁ〜!」と騒いでいたら、すぐそこの堤防の上から3歳くらいの女の子の手を引いたおばあさんがびっくりした顔してこっちを見とったわな。もちろんすかさずテニスの素振りを装ったのは言うまでもない。