80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

春一景

patiroma2009-04-06

寒気が去り暖かな春の日差しに包まれた朝、通勤する道すがら光るようなピカピカの服を着て、母親に手を引かれ入学式へ向かう新小学一年生の姿が多く見かけられた。僕の幼き頃のかすかな記憶には、同じく母親に手を引かれ小学校の体育館へ向かう時のものがあるが、このとき自分が白いタイツを履いていたことと、歩いている歩道が暗渠にコンクリートの板で蓋をしたもので、歩く度にガタゴトと音を立てていたことをこの部分だけ奇妙なほどはっきりと憶えている。
親に連れ添われている新小学生を見ながら、僕ももうじき子供の手を引いて入学式へ臨むことになるんだな・・と変に感慨深気になってしまったがそれほど子供達の成長は早く、やはりそれについてゆけない親の戸惑いを、どこかでずっと感じ続けているからなのかもしれない。

こんな桜満開の春の陽気なのに、一日中CADの画面とにらめっことはね・・やってらんねーや。