80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

平凡なる日常

patiroma2010-10-15

家族で夕食を共にし、そして娘達を風呂に入れ、お気に入りの絵本を読んであげる。歯を磨き、トイレを済ませたあとは寝室のある2階まで娘2人をいっぺんに肩車で担ぎ上げ階段をのぼる。寝室で『遊んでたらダメだぞ、すぐ寝なかんで』と娘達を寝かしつけ、僕は階下へ降りニュース9を見る。

いつもの平凡な日常だが、何かが足りない。車を運転していても人と話していても気怠いような感覚がつきまとい、身体の芯に力が無い感じがする。出るのはため息ばかりで、ずっと友のことが頭から離れない。

僕は以前と変わらぬ日常を淡々と続け、友は神々の座から世界を見下ろす。


『山本季生君の救助・捜索活動に関わる、カンパご協力のお願い』

『ネパールの“すずちゃん”から』


捜索活動は終了しましたが、いましばらくのご支援をよろしくお願い申し上げます。