はあ〜、今日もまたストレステストの一件でやいのやいのやってござる。『唐突』だの『もっと早く言ってくれればよかった』だのと、まるでガキの言いぐさで言いたい放題だから辟易する。それぞれの立場の人間がそれぞれの意見を述べているが、そのほとんどは『ハシゴを外された』などといったその人個人のメンツに関わることで、国民からすればそんなことは興味も無いしどうでもいいことだ。それをさぞ自分がわがまま勝手な首相指示の犠牲者だと言わんばかりの物言いには『おめえ、なんか勘違いしてんじゃねーのか?』と胸ぐら掴みたくなる。もう一度言う。玄海町の町長や、佐賀県の古川知事、海江田経産大臣らのメンツが潰れようが国民は知ったこっちゃないんだよ。最も重要なのはストレステストを行うことが国民にとって良いことなのか?と言うことだ。どんなテストがどんな方法で為されるのか詳細は明らかではないが、少なくとも現状に於いてはやらぬよりはやった方が国民にとって歓迎されることであろう。その核心を理解せずに言ったの言わんだのや、そこに至る過程についてとやかく言うことはいかにも役人的でヘドが出る。民間では昨日の決定が今日になって覆されることなぞ日常茶飯事で、みなその激しいうねりの中でもがいているんだ。その空気を残念ながら役人どもは読むことをできず、我が身のことばかりを考えている。
ほんともううんざりだね。